[合作社] ブランド精神

柑仔店の思い出

1960年初めに、台湾ではこういう雑貨屋(台湾語で柑仔店と言う)大変流行った。
柑仔店では生活に不可欠な物である「柴米油鹽醬茶」売っているが、子どもには人気あるお菓子でも見付かる。そこでは人情味が溢れ、隣人は助け合って協力し合い、クレジットで買い物するのも普通だった。

柑仔店はまるで鏡のように昔の伝統的社会を映っていた。しかし日々経済繁栄になる現代社会では、人情味に溢れる柑仔店が段々と消えていって、
代わりに便利なコンビニエンスストアが溢れていく。

人々の間には距離感があるようになり、柑仔店も歴史の1ページに刻まれた。

幼少時代を振り返ってみれば、放課後いつも友達と一緒に町の柑仔店で遊んでいた。柑仔店にいたおばちゃんはいつも仕様がないなぁという笑顔で、自分で手作ったお菓子を皆に配ってくれた。

私はいつもおばちゃんに、「おばさんが作った豆花(ドゥファ)と揚げ鶏めっちゃうまい!!」と笑いながら言っていた。おばちゃんのお菓子だけではなく、柑仔店の隅にあるビンボールも、子どもの間にはとてもとても大人気だった。

初心を忘れず

それは懐かしく見栄を張らない子ども時代の大切な思い出だ。
故郷を離れて一生懸命に頑張っている私達は、かつて溢れた情熱でも無情な現実で段々と消えた。

無関心な人ばかりの町を見て、

思わず助け合った隣人いた景色を思い出し、寂しくなっちゃった。そこで「合作社]を作ろうと考えがあった。それは新しい物語である。

歹丸仔(台湾の子)たちは、丸郎(台湾人)の勤勉と熱意で、台湾本場の味で昔ならではの人情味を続いていただきたい。

「初心を取り戻す。」